こんなに違うの？

土曜日から、押入れの不用品などを整理していて、
二日間で、家の庭に不用品の山が出来た。

月曜日に市の有料ゴミ引取りをお願いしている。

だが、あまりの不用品の多さに、民間の不用品引取りに
無料見積もりを頼んだ、ソレが日曜日の夜。

来た時間はすでに午後7時。

真っ暗な中で、庭の不用品の山を見るなり、
「全部、今すぐに片付ける事を約束するとなると
5万円ですね」
とノタマウ、アンチャン。

ゲゲゲゲ、のゲの鬼太郎じゃわぃ。


市に依頼したとしても、絶対に1万円はかかると
だんなさんは言う。

不用品に5万円なんて、到底払えないと思い、
「じゃ、むりね。ごめんね、せっかくだけど
市の方じゃ、1万円って聞いているから」と言って
もう、帰ってもらおうと思っていると

だんなさんが
「逆に、1万円なら、どれだけ引き取れる？」と水を向けてしまった。

それまでにも、スチールはおそらく引き取りませんよ、とか
これは、ダメかもしれませんよ、とか
脅かすような事ばかり言っていたアンチャン。


だんなさんの問いに乗ってきて、
「えっとですねぇ、コレとコレなら、積めるだけ積んで・・・」

だんなさん、既に一杯のゴミに辟易していたのもあり、
コレで手を打つと言う。

う〜〜ん、もったいないなぁ。
でも、ま、いいや。

お母さんの着物を売ったお金もあるし。
それで払わせてもらおう。


結局、暗い中でタンスを1竿つぶして、
スチールの押入れダンスとプリンターと
其のほか、諸々を積んで1万円なり。


ロンブーのあっちゃんにすごく似てたアンチャンでした。


で、翌日。
一時きっかりに来た市の清掃業者。

ゴミ収集車というんでしょうか？
ガォーという音とともに、何でも食べてしまう車とトラック。

だんなさんは、人件費やといっていましたが、
5人でバケツリレーごとくゴミを次から次に食べさせて、
あっと言う間に、昨日と同じくらいのゴミが片付きました。

時間にして15分。

あっけに取られている間に、スチールもなんもかも。


で、締めて3900円なり。


あまりの違いに思わずだんなさんにメール。

浮いたお金でまた、美味しいものを食べに行きましょう、と。

しかし、こんなに違うなんてはじめて知りました。

世の中、知らない事がまだまだありますね。