台所の神様

こちらでは、とても有名な台所の神様へだんなさんとお参りに行く約束をしていた。

実は、昨日に、ちょっといつになく歩きすぎたので、

起きるのがしんどくて、もしかして♪もしかして♪　行くのを止める？

なんて、のんきな事を思っていた私


朝、起きてきただんなさんは、先日、バーゲンで買った大き目のセーターを着込んでいた。


うむ。これは、行く気満々だな。

そう思ったnaochanは、余計な事は言わないで、

素直に、しんどくても行くために用意


まず、ばばさまをデイサービス初日に送り出す


そして、あれこれ用意して、準備万端、玄関で待っていた

でも、予定の時間になってもまったく降りてこないだんなさん


そしたら、どういうわけか、こんな時に、元会社に提出する書類を記入しているじゃないか。



もう、知らない。

玄関から、だんなさんに叫んでも返事がないので、

携帯電話に電話して、「先に行くわ。改札でまっているから」と。



こんなことが逆なら、どれだけお怒りになるか。。。。

まぁ、気の長いnaochanですから。。。。



もうしっかりと高齢者の仲間入りした私たち

神社のある駅についたら、まず、洗面所に

そして、お参りの後の帰り道で

お蕎麦を食べて、帰りの電車の前に、またまた、洗面所に。

これは、受け入れるしかないな。


お蕎麦を食べながら、亡き母との思い出やら、

周りのお客さんの観察やら。

だって、相席になった見ず知らずの他人同士が子供の事やら孫の事やらで

大盛り上がりしているテーブルを見て、

「さすがや」と二人して感心しきり。



そうかと思えば、お社をお返しするために並んでいると

前のご夫婦。

私たちと次にも並んでおられる方もいるのに、われ関せず。

全く人の事に気持ちが行かないご夫婦。


二人して、ああはなりたくないものだと。

せめて、周りに気遣いができる年寄りになろうと。

お勉強させてもらった日だった。