私が、数年前まで所属していたボランティアグループ
お話を子ども達に届けるサークルの30周年記念講演会があった
東京こども図書館の名誉理事長である松岡享子先生の講演
会場は、関係者を始め、同じ理想の元に活動している人たちでいっぱい
私も朗読のメンバーとともに会場入り
講演会はお決まりのご挨拶の後、
まず東京こども図書館の職員の方から
松岡先生の人となりの一般的な紹介から始まり
職員だから知り得るご紹介へ
それがとても面白かった。
その昔、とてもおてんばで木登りをしていたこと
猫が好きなこと
何とかとタコがお嫌いなこと
等々、親近感が持てて、とても良かった。
松岡先生の子ども時代をエピソードを交えてお話された。
その中で、今とは全く違うこと
子ども達には、時間があった。考える時間があった。
ところが、メディアが発達したために、
時間を失っている子ども達が大勢いる。
たとえば、テレビ、携帯電話、DVD、ゲーム、パソコン等々
またこれにより、良いにつけ悪しきにつけ子ども達は、
いろんな情報を受け取る
世界中に起きた様々なつらい現状が瞬時に映像で見ることができる
確かに、大人ですら胸がつぶされ、気鬱になる
そして塾やお稽古事で、いつも疲れている子ども達
昔の子ども達は、すべてが希望に満ちあふれていた
知らなくて良いことは、知らなくてすみ、自分たちの世界に生きていた。
それが、いつの間にか、大人を信用しない、不安を世の中に感じる子ども達
世界中で聞いたそうな。
自分に自信はあるかと問えば、
アメリカは50%超え、中国も40%越え、韓国が20%ほど、
日本はというと7%しかいないと統計で出たらしい
さらに
子ども達を虜にしている電子機器を使う時は、
脳の中でも後頭葉を多く使うらしい
逆に、ぼんやりとしているとき、
たとえば、ありんこの行列を眺めていたり、
流れる雲をじっと見ていたりするときは、前頭葉が主に活動するらしい
その前頭葉こそ、物事を考える知能を多く司る部分
いろんな情報をため込んだ情報を記憶して、整理するところと聞いた
前頭葉の発達は、独創性につながるのだそうだ。
親の過干渉によって、子どもが自由になれない。
一人っ子が多くて、親は十分に子どもに関われるから
ますますひどくなる。
ぼぉ~としている子どもをしかりつけて、
次の予定に走らせるのだろう。
先生のおはなし会に来た子ども3歳くらいの子が
来るなり「ちゅかれた~」と言ってバタンと倒れたそうだ
こんなに小さい子が、と驚いたとおっしゃっていた
先生が過ごされた時代は、教師も不足しており、
学校に行ってもチャイムが鳴っても教師が来ず、
みんなで校庭で遊んでいたと。
その時の遊びが、スゴイ
じゃんけんで勝った一人が希望する時代をみんなで作るという
アイデアが勝負の遊び
子どもの発想は素晴らしい
ある子が鎌倉時代にと言えば、それ風にみんなで作る
ある子が、5000年後の世界に行きますと言うと
そんな世界、見たことも聞いたこともない訳で
周りの子ども達は必死に考えて
その頃には、きっと世界共通語があって、短い一言ですべてわかるんだろう。
とその様子を表現してみせたそうな
これって、いわゆるタイムマシンですよね。
まったく、その時代の子ども達はそんなことを知らない
知らないのに、すでに想像して、創造していた
これこそ、独創性の始まりだった
そして、その独創性を作り出す前頭葉を動かすには、
笑顔。笑顔が一番だそうだ
子ども達が笑顔になる世界をどうしたら作ることができるか
子ども図書館の始まりだった
おはなし会を開いて、絵本を読んだり、おはなしを聴いてもらったり
そうすると、子ども達は、おはなしの世界に没頭する
そして、その世界に出てくる、いろんな大人達に出会い経験をして
心を丈夫にする
不安をぬぐい、安心を、大人を信用する心が芽生える
子ども達がおはなしを聞いて、笑顔になること
それが一番
そのかけはしになってくださいと締めくくられた。
また、おはなしをしたくなった
いつか、いつか、きっと。
***************************************************************************
羅列してきましたが、感動でお伝えしたいことがいっぱいなんですよ(笑
だから、余計に支離滅裂になっちゃいました。お許しを
そして、もう一つの感動
私がそのサークルに入っていたときに、
いろいろと教えてくださり、一緒におはなし会にも行ってくださった先輩
私が休むようになってから、体調を崩され
今は、治療中
聞くと2年前に、先生に講演依頼をしたときに、
その頃には、私はいないだろう、と思っておられたとか。
その方が、壇上で地域の昔話を語ってくださった
メールで少しやりとりはしていたが、お姿を見るのは久しぶりだった
うれしかったぁ。本当にうれしかった。
お元気そうで。確かに、のどの調子は悪そうだったが、
以前より、ずいぶんしっかりと声が出ていた。
このまま、ずっと、治療に打ち勝ち、お元気でいてほしい
早めにホールを出て、お墓参りに出かけた
車の中で、だんなさんに、興奮のあまり、ずっと、この様子を話した
興奮し、感動した一日でした。
素晴らしい記念講演会になりましたね、と
おはなしを語られた先輩と友人にメールしたら、
あちこちから、同様のメールが届いていると言う
私も、その感動を少しお裾分けできたらと思いました。
お話を子ども達に届けるサークルの30周年記念講演会があった
東京こども図書館の名誉理事長である松岡享子先生の講演
会場は、関係者を始め、同じ理想の元に活動している人たちでいっぱい
私も朗読のメンバーとともに会場入り
講演会はお決まりのご挨拶の後、
まず東京こども図書館の職員の方から
松岡先生の人となりの一般的な紹介から始まり
職員だから知り得るご紹介へ
それがとても面白かった。
その昔、とてもおてんばで木登りをしていたこと
猫が好きなこと
何とかとタコがお嫌いなこと
等々、親近感が持てて、とても良かった。
松岡先生の子ども時代をエピソードを交えてお話された。
その中で、今とは全く違うこと
子ども達には、時間があった。考える時間があった。
ところが、メディアが発達したために、
時間を失っている子ども達が大勢いる。
たとえば、テレビ、携帯電話、DVD、ゲーム、パソコン等々
またこれにより、良いにつけ悪しきにつけ子ども達は、
いろんな情報を受け取る
世界中に起きた様々なつらい現状が瞬時に映像で見ることができる
確かに、大人ですら胸がつぶされ、気鬱になる
そして塾やお稽古事で、いつも疲れている子ども達
昔の子ども達は、すべてが希望に満ちあふれていた
知らなくて良いことは、知らなくてすみ、自分たちの世界に生きていた。
それが、いつの間にか、大人を信用しない、不安を世の中に感じる子ども達
世界中で聞いたそうな。
自分に自信はあるかと問えば、
アメリカは50%超え、中国も40%越え、韓国が20%ほど、
日本はというと7%しかいないと統計で出たらしい
さらに
子ども達を虜にしている電子機器を使う時は、
脳の中でも後頭葉を多く使うらしい
逆に、ぼんやりとしているとき、
たとえば、ありんこの行列を眺めていたり、
流れる雲をじっと見ていたりするときは、前頭葉が主に活動するらしい
その前頭葉こそ、物事を考える知能を多く司る部分
いろんな情報をため込んだ情報を記憶して、整理するところと聞いた
前頭葉の発達は、独創性につながるのだそうだ。
親の過干渉によって、子どもが自由になれない。
一人っ子が多くて、親は十分に子どもに関われるから
ますますひどくなる。
ぼぉ~としている子どもをしかりつけて、
次の予定に走らせるのだろう。
先生のおはなし会に来た子ども3歳くらいの子が
来るなり「ちゅかれた~」と言ってバタンと倒れたそうだ
こんなに小さい子が、と驚いたとおっしゃっていた
先生が過ごされた時代は、教師も不足しており、
学校に行ってもチャイムが鳴っても教師が来ず、
みんなで校庭で遊んでいたと。
その時の遊びが、スゴイ
じゃんけんで勝った一人が希望する時代をみんなで作るという
アイデアが勝負の遊び
子どもの発想は素晴らしい
ある子が鎌倉時代にと言えば、それ風にみんなで作る
ある子が、5000年後の世界に行きますと言うと
そんな世界、見たことも聞いたこともない訳で
周りの子ども達は必死に考えて
その頃には、きっと世界共通語があって、短い一言ですべてわかるんだろう。
とその様子を表現してみせたそうな
これって、いわゆるタイムマシンですよね。
まったく、その時代の子ども達はそんなことを知らない
知らないのに、すでに想像して、創造していた
これこそ、独創性の始まりだった
そして、その独創性を作り出す前頭葉を動かすには、
笑顔。笑顔が一番だそうだ
子ども達が笑顔になる世界をどうしたら作ることができるか
子ども図書館の始まりだった
おはなし会を開いて、絵本を読んだり、おはなしを聴いてもらったり
そうすると、子ども達は、おはなしの世界に没頭する
そして、その世界に出てくる、いろんな大人達に出会い経験をして
心を丈夫にする
不安をぬぐい、安心を、大人を信用する心が芽生える
子ども達がおはなしを聞いて、笑顔になること
それが一番
そのかけはしになってくださいと締めくくられた。
また、おはなしをしたくなった
いつか、いつか、きっと。
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羅列してきましたが、感動でお伝えしたいことがいっぱいなんですよ(笑
だから、余計に支離滅裂になっちゃいました。お許しを
そして、もう一つの感動
私がそのサークルに入っていたときに、
いろいろと教えてくださり、一緒におはなし会にも行ってくださった先輩
私が休むようになってから、体調を崩され
今は、治療中
聞くと2年前に、先生に講演依頼をしたときに、
その頃には、私はいないだろう、と思っておられたとか。
その方が、壇上で地域の昔話を語ってくださった
メールで少しやりとりはしていたが、お姿を見るのは久しぶりだった
うれしかったぁ。本当にうれしかった。
お元気そうで。確かに、のどの調子は悪そうだったが、
以前より、ずいぶんしっかりと声が出ていた。
このまま、ずっと、治療に打ち勝ち、お元気でいてほしい
早めにホールを出て、お墓参りに出かけた
車の中で、だんなさんに、興奮のあまり、ずっと、この様子を話した
興奮し、感動した一日でした。
素晴らしい記念講演会になりましたね、と
おはなしを語られた先輩と友人にメールしたら、
あちこちから、同様のメールが届いていると言う
私も、その感動を少しお裾分けできたらと思いました。
コメント
naochanのブログから伝わる感動が、
僕の心にもストレートに響きます。
時間の大切さ、独創性の尊重、そして笑顔……
ブログを読んで晴れやかな気持ちになりました。
ありがとうございました!
つたない文章なので、自分で後から読み返しても
はぁ~~、でした。
でも、少しでもお伝えできたら、そんなうれしい事はありません。
こちらこそ、ありがとうございました。